石ありか石なしか?
石がついている結婚指輪を選ぶべきでしょうか。石がついていない結婚指輪を選ぶべきでしょうか。結論を先にあげると、何とも言えないです。
そもそも法律で「結婚指輪には石ありのものを選ばなければならない」と、決まってはいません。「石なしの結婚指輪を買ったから不幸になった」という話も、現実離れし過ぎています。そこで石ありの結婚指輪を購入した時のパターンと、石なしの結婚指輪を購入した時のパターンをシミュレーションしてみました。
石あり結婚指輪のシミュレーション
最初は石ありの結婚指輪を購入した時の、シミュレーションです。石ありの結婚指輪の場合、少々お値段が高くなる傾向にあります。安く見積もっても、1本10万円以上。2つ合わせても20万円は超えるでしょう。また、石が取れることもよくあること。そもそも、石は接着剤で留められていません。アームで固定されているだけです。
一方で、石ありの結婚指輪はゴージャスな一面もあります。石が取れない限り、毎日つけても飽きることはありません。
石なし結婚指輪のシミュレーション
次に、石なしの結婚指輪を購入した時の、シミュレーションです。石なしの結婚指輪の場合、石ありと比べると値段はお安め。店によっては、10万円未満に設定されている所もあります。手入れも簡単。小さい傷程度であれば、指輪を購入した時についてくる専用のクロスで念入りに拭けば直るもの。大切に扱えば孫の代まで使えるでしょう。
しかし全体的なデザインがシンプルなものになるため、飽きる恐れも…。気がついたら、結婚指輪をしなくなったという話は、わりとよく聞くものです。
選ぶべきはどちらの指輪?
指輪のデメリットは、工夫次第で大きなメリットになる場合もあるのです。石あり結婚指輪の「石が取れる」デメリットがありますが、指輪に余計な負荷をかけなえれば、取れるリスクはかなり抑えられるでしょう。石なし結婚指輪のデメリットである「飽きる」も、刻印を入れるだけでかなり印象は変わるものです。
種類別のメリットとデメリットをしっかり把握し、夫婦が納得する結婚指輪を選ぶようにして下さい。